「アウトプットは大事なんだ!」「うんうん〜〜〜」で終わりたくなかったので参加記を書きたいと思います。
13日(金)は学会のポスター発表原稿作成の締め切り日で忙しかったので、14日(土)だけ参加しました。
今まで参加記を書くときは時系列に沿って書くことが多かったのですが、今回はあえてスタイルを崩して書いていきたいと思います。
セッション内容について
参加したセッションについて、手書きのメモをもとに自分なりに解釈・編集したメモを公開します。「よい」だけでは足りない! –世界に飛び出していくために必要なマインドセット–
- 現代の人が1日に得る情報量は、平安時代の一生に得る情報量
- 世界の全データのうち、90%が直近2年のデータ
- 「マネー」の93%がオンラインに存在する
- 人はリアルより「データ」を信用しつつある
- amazonの商品購入の例
- 人は「購入した」というデータ(コンテンツ)を買ってる
- データになっていなければ、この世に存在しないくらいの時代になってきている
- イノベーションは「良い子」からは生まれない
- 人の言うことを素直に聞く
- 大人に逆らわないように育てられてきた
- 日本は「賢い」けど「遅い」を量産しがち
- 賢いので口だけは達者だが、手を動かさない
- そういう人は組織の成長を阻害する
- 海外で最近盛んに行われている教育
- knowing, doing, being
- 知ること
- 手を動かすこと
- 自分はどうありたいのかを問いかけること
- 押し付けられた価値観をどう押しのけるかがイノベーションにつながる
- どう押しのけるか
- やることを決めるのではなく、何をやめるのかを決める
- どう手を動かすのがいいか
- アウトプットする
- アウトプットから得られるフィードバックほど質の高いインプットはない
- 質問してみる
- 質問の返答は自分向けにカスタマイズされたインプットになる
- もっと心を自由に
クラウド時代のエンジニア生存戦略
- エンジニアについて
- キャリアパスを見据える
- 今の時代は複数の分野に精通している必要がある
- 昔は2つの軸を持つ人材(π型)が求められていた
- インプットを大事にする
- アウトプットをするにはインプットをしないといけない
- はてブのタイトルを眺めるだけ、本屋で背表紙を眺めるだけでも習慣づける
- 目標設定を心がける
- 長期目標から中期・短期を立てることで、ブレない技術サイクルを築くことができる
- 小さな成功体験を作る
- 成功グセをつける
- 現場作りについて
- 「できない理由」を探さない、「できる理由」を考えてあげる
- どうやったらできるかの思考訓練を積む・積ませてあげる
- 挑戦できる環境を作る
- できるだけ早い段階で小さな失敗を許せる環境作り
- 成長・挑戦しやすくなる
- 視座を下げて考える
- 相手からどう見えているか
- 自分を適切に振り返る機会を作る
- タイトルの答え(クラウド時代のエンジニア生存戦略)
- 挑戦できる環境に飛び込む
経営とはソフトウェアだ –若者が担うこれからの経営と技術とキャリアの話–
- ソフトウェアの強み
- 反復可能性
- 計測可能性
- ログなどで観測することでシステムをより深く理解でき、改善できる
- ソフトウェアエンジニアリング的思考
- 事業というシステムを動かす・改善するととらえる経営
- 経営を観測可能な数値モデルに落とし込む
- 改善することが可能になる
- ビジネスとエンジニアリングは表裏一体
- 繋げるのは数値
- 改善を定量的なものにする
- ソフトウェアは人の仕事を奪うものではなく、変えるもの
BIT VALLEY 4社プロダクトオーナーが語る これからのモノづくりとは?
- プロダクトオーナー(PO)・プロジェクトマネージャー(PM)に求められるマインド・スキルとは?
- 自分で正解を定義して、自分で作る力のある人
- 陽の思考、比較的楽観的思考の人
- 押さえるポイントをうまく判断できる人
- くじけない心
- ビジネスファーストかユーザーファーストか
- プロダクトの時間軸による
- 立ち上げはユーザーファースト、成熟したらビジネスファーストにシフトしていく
- 落としどころを決めるのもPO・PMの仕事
- IT産業の変化とこれからのモノづくりとは?
- ITが既存産業を置き換えるのではなく、価値をプラスしていくもの
- 既存産業の軸足を広げていく
- リアルのワクワク感をITを通じてどう表現するか
- ユーザーから愛されるプロダクト開発とは?
- プロダクト独自の魅力をつくる
- ユーザーの生の声を聞く
- フィードバックの取捨選択をするのもPO・PMのおしごと
- プロダクトを疑わなくなるのは危ない
- ユーザーが使う姿を常に想像する
- 自分が作りたい!と思えるようなプロダクトでなければならない
世界中の開発者と共にモノづくりをするために必要な6つのこと
- 素振りを欠かさない
- (素振り)いろいろなことにちょっとずつチャレンジすること
- 「基本」がなければ「応用」がないし、「応用」がなければ「閃き」もない
- 様々なチュートリアルをやるのがおすすめ
- 居場所を探し続ける
- どこにいれば自分の信じる次のステージに行くことができるかを常に考える
- 外部とのつながりをもつ
- アウトプットをする
- 広い視野を持つにはまず身近から
- 社内の人間から影響を与えていく
- いろいろなイベントに行くことでより強い人の話が聞ける/相談される
- 何かを作って公開する
- 一人歩きしてフィードバックが大量に来る
- カッとなったときにやる
- 優秀な人ほど失敗を経験している
- その分開発もいっぱいしている
- 日頃から積極的に自分からタスクを取りに行く
- 英語に屈しない
- 「得意なこと」+「英語」だとモチベが続く
- 日本語をガン無視して英語でドキュメントを書く
- 作ったものを英語で宣伝してみる
- 英語で答えてみる(Stack over flowなど)
違和感から始まる創造設計 –さて新しいものを考え出そうと頭をひねってみても、なかなかネタが出てくるものではない–
撮影禁止・SNS投稿禁止だったので公開を控えます。たしかにこれはSNS投稿禁止だわ笑うって感じの内容でした。
TECHNOLOGY×CREATIVEの可能性 –モノづくりにおけるテクノロジーとデザインの力–
これだけメモを取ってなかったので感想だけ。自分のキャリアパスに非常に悩んでいたのでこのトークセッションが聞けてとても良かったです。
というのも、「マネジメント興味あるんだけど、自分の性格では向いてないだろうな…」ということを悩んでいたのですが、
- マネジメントは嫌いじゃないだけでも向いている
- 嫌な人は意外と多い
- 周りが嫌がっていて、だれも見向きもしないものを拾ったほうがおもしろい
- 20代でマネジメント経験あるエンジニアは重宝される
という話を聞いて、めちゃくちゃ刺さってたらメモをとるのを忘れてました。
今後の人生を変えたセッションになったかもしれません。
以上セッションのメモとか感想とかでした。
ランチセッション(企業紹介)も含めたら1日に8セッションも聞いてたんですね。
実は参加記を書いてないだけでいろいろなカンファレンスに参加してるので、セッションを聴いて自分なりに解釈してメモするという体力がついてきたのを実感しています。
イベントについて
このイベント(BIT VALLEY 2019)、学生なら無料で参加できました。無料なら会場渋谷で近いし行くか〜〜〜くらいのノリで申し込んだのですが、本当に無料でいいのか???くらいのサービスっぷりだったので紹介していきたいと思います。
朝食について
朝9時に会場に来たら、渋谷ヒカリエの超オシャレなカフェで朝食を食べることができました。(無料で)ビュッフェ形式でおかわりも自由なのでヨーグルトとアイスコーヒーをおかわりしまくりました。#bitvalley2019 pic.twitter.com/6ipsGQOAIF
— nagatech (@nagatech_i) September 14, 2019
昼食について
ランチセッションに参加したら、お弁当がもらえました。(無料で)なかなかボリュームがあってセッション内で食べきるのがきついくらいありました。無料で昼飯も出るのか… pic.twitter.com/w4NTv3AWVE
— nagatech (@nagatech_i) September 14, 2019
お菓子と飲み物について
なんか置いてありました。(無料で)夕方くらいにめちゃくちゃ糖分が欲しくなったのでばくばく食べる人になりました。助かりました。
企業ブースについて
顔を出して話を聞いてたらステッカーやノベルティを大量にもらいました。そろそろシール台紙を買って企業ロゴステッカーコレクションを作りたいなと考えるレベルです。なんかめっちゃステッカー貰ってた pic.twitter.com/nECc3sejiw
— nagatech (@nagatech_i) September 14, 2019
(このイベント以外でも色々な場所でもらってるので)
交通費について
自分は登録してないんですけど、学生はサポーターズを経由することで関東の学生でも3000円の交通費がもらえたらしいです。上のようなサービスだけでも十分なのに、さらにお金までもらえるとは…エンジニア志望の学生の市場価値はすごいですね…(経験済み)
おしまい
来年もあったら是非参加したいイベントでした。この記事を見たみなさんも是非来年は参加してみてください。
(実は来年は社会人なんだよね)